タイ王国のファンは「ウォー・エレファント」の愛称を持つサッカータイ王国代表のAFFスズキカップの王座奪還のチャンスを更に1年間待たなくてはいけない事態となった。
ASEANサッカー連盟(AFF)は日程を再延期して2021年12月5日から2022年1月1日の日程で開催することを決定した。
AFFは当初、2020年大会を2021年の4月から5月に延期することを決定していた。しかし、新型コロナウイルスが早期に衰える兆しを見せておらず、大会そのものが隔年開催であることから、本来の大会形式で開催する前提で1年の延期を決定した。
AFFはAFFスズキカップを、2020年のAFCチャンピオンズリーグのように無観客で1か所集中開催の形式で行う意図はないようだ。
AFFのKhiev Sameth少尉は
「2021年12月5日~2022年1月1日の新日程は、規模を縮小することなくグループステージと決勝トーナメントの両方をホームアンドアウェイ方式で行い、観客で埋め尽くされたスタジアムで開催するのには絶好のタイミングである」
と述べている。
現在西野朗監督率いるタイ王国代表は、過去3回の大会のうち2014年と2016年の2回を含め、通算5回の優勝をしており、今回は王者奪還を狙う。
なお、新型コロナウイルスが再延期された日程までにウイルスが十分に終息するかどうかはまだわかりません。
今もなお、周辺地域の多くの国ではまだウイルスの多くの症例が発見されたり、渡航制限が設けられたりしている状況のなか、2021年4月~5月に開催できるかどうかが不透明であるリスクを取り除くことは現実的な判断であるように見受けられる。
この記事はThai League Centralからの翻訳です。(執筆: @GianChansricha1/翻訳:よし)
元記事URL:https://thaileaguecentral.com/2020/12/08/war-elephants-wait-extended-as-aff-suzuki-cup-rescheduled-again/